三十路すぎの女が山とごはんと日々のあれこれについて語るページ

燕岳は青と白と緑のコントラストが美しい。そしてスイカが美味しい。

こんにちは、たぬきです。

 

北岳間ノ岳縦走を終えた翌週末。


この週末は北アルプスの晴れが約束されているようだ。。これは行くしかないのでは!?
とはいえ、先週縦走をしたばかりで疲労がたまっているかもしれないから、あまり長距離な山行は難しいかもしれない。

 

ということで、北アルプスの中でも比較的お手軽に登れる燕岳に行くことにしました。
ちょうど7月上旬ごろは沢山のお花が見られるし、コマクサの群生も見頃に違いありません。

 

この時期の北アルプスは、車中泊をしてあさイチから登山開始する方が多いため、前日の夜時点で駐車場が埋まってしまいます。
連休前になると人気の山では24時にはいっぱい。。ということも。
幸いなことに私は駐車場まで車で1時間半程度の場所に住んでいるため、残業しても余裕で間に合いますので、いつも通り22時ごろに駐車場に到着。しっかり寝ます。

 

翌朝5時頃、中房温泉登山口から出発です。

 

燕岳は急登、というのが初心者にとってはドキドキするポイントだと思いますが、
途中に休憩箇所が5個くらいあるため、仲間たちとおしゃべりしながらゆっくり登っている登山客が多い印象です。

 

そして燕岳と言えば合戦小屋のスイカですよね!
正直なところ、私は人生で食べたスイカの中で1・2位を争うくらい、こちらのスイカは美味しいと思います。
いつも、行きで食べて帰りも食べます。
出発が遅くなると混みあってくるので、早めの出発をおすすめします。

腹ごしらえをしたら、山荘まではもうそれほど遠くはありません。
途中でチラッと見える槍ヶ岳に感動しながら進みます。

 

樹林帯を抜けると山荘が見えてきます。
山荘の直下は、初夏から晩夏までお花畑になりますので、写真を撮ろうと足を止める方が多い印象です。

山荘に到着すると、裏銀座の山々が一望できます。
北アルプスにくるのが初めて!という方はこの景色をみて感動するに違いありません。
私も何度来ても感動します。

燕岳自体も白と緑のコントラストが美しいです。
この日は天気も良くて、空の青とのコントラストも際立っていました。
そして、ちゃんとコマクサも咲いていました。今年も会えてうれしいです。

 

夏山にはこうやって低地では見られないお花が見られるから、
ついアルプスに登りたくなってしまうんですよね。
子どもの頃は、お花への興味は薄かったのですが、大人になると変わってくるものですね。

 

ひとしきり山々を眺めながらの散歩を楽しんだので、サクッと下山します。
その前に、お気に入りのあの子の写真を撮らないと。

 

急登なので下山はあっという間です。
ゆっくり出発された多くの方々とすれ違うので、挨拶は大変です笑
夏は昼頃から雷が鳴り始めることもあるので、「なるべく早く移動してほしいな。。」と心の中で祈りながら挨拶しています。

 

下山したら、登山口でコーラを買って水分&糖分を補給しました。
夏は北アルプスといえども登山口まで降りてくると暑いので、汗だくです。
水分補給は大事です。

 

やっぱり燕岳は晴れた日に登るのが良いですね。
また来よう。

 

北岳・間ノ岳⑦念願のキタダケソウと北岳

こんにちは、たぬきです。

 

北岳間ノ岳縦走の2日目。
無事に間ノ岳登頂し大満足ではありましたが、欲を出して晴れの北岳を拝みに行くことにしました。
前日は天気が悪すぎて心残りでしたし、体力的にも余裕がありそうなので。

 

北岳山荘から八本歯のコル方面に登っていきます。
右手は断崖絶壁で、高所恐怖症の私はへっぴり腰になりながら進みます。

 

ふと山側(左手)を見るとお花がたくさん。
そして、見つけたのです。ずっと探していたキタダケソウ

 

ここまでずっと探しながら歩いてきて、
それっぽい花を見つけては「キタダケソウ?!」とぬか喜びしていたのですが、
あとになって思えば、あれらはすべてハクサンイチゲでしたね笑

見分けが難しいお花としてあげられることもあるようですが、
こうやって沢山見て比べてみると、葉も花びらも背丈も全く違いました。
百聞は一見にしかずです。

 

八本歯のコルと北岳山頂との分岐を左に曲がり、山頂をめざします。
分岐から先は少し急な登りなのですが、
キタダケソウを見られた喜びとお天気が良いことで元気満タンで、あっという間に山頂に到着しました。

 

 

薄雲はありますが、向こうの山々まで見渡せて素晴らしい景色でした。
リベンジしてよかったです!
これで思い残すことなく下山できます。

 

ここからの下山は本当にあっという間で、
行きはあんなに辛くてたまらなかったのに。。不思議なくらいでした。

 

昨年、日本一高い富士山に登ったので、2番目の山にも登りたいとずっと思っていました。
1年経って少しトレーニングをサボっていたので不安はありましたが、
何とか念願の北岳間ノ岳縦走が叶い、大満足の山行でした。
特に2日目は天気も良く、1日目までは「もう二度と来ない!」と豪語していましたが、下山する頃には「また数年後に来てもいいな」なんて言うくらい、景色に魅了されてしまいました。

 

次に来るときは今よりも年齢も重ねているでしょうから、
しっかりとトレーニングを積んで挑みたいと思います。

 

これにて、北岳間ノ岳縦走編はおしまい。
おつかれさまでした。

 

 

IHグリルでピザを焼いてみたら、アツアツ&フワフワで最高だった

こんにちは、たぬきです。

 

最近、おうちピザにハマりつつありまして、
昨日ついに薄力粉と強力粉で生地をつくってみました。

 

そして今朝。
一晩寝かせた記事はふんわり膨らんでおりました。
昨日の夜に作っておいたミートソースと、とろけるチーズ&ピザ用チーズをたっぷりのせて、IHのグリルに投入!
生地がグリルのお皿に貼り付かないように、アルミホイルと薄力粉を生地の下に敷きました。

 

お弁当を作ったり、出かける支度をしながら5分くらい待ちました。
うーん、チーズが焦げる美味しいにおいが・・・

 

 

できました!美味しそう!
しかも、生地も見た目は本物っぽくなりました。

 

お味の方も、チーズの香ばしい味とミートソースが絶妙。
生地もお店のように薄くてパリッとした感じではないですが、耳の部分がふんわりしていて、且つ厚すぎず、ちょうど良い。
なんといっても焼きたてなので、アツアツふわふわで美味しかったです。

 

おうちでこんなに簡単に作れるなら、外食しなくてもいいかも。
あまりに美味しかったので、明日の朝に向けて、再び仕込みました(笑)

 

ピザ生地づくり、はじめました

こんにちは、たぬきです。

 

最近、おうちでピザを食べるのにハマりつつあります。

 

コンビニやスーパーで、冷凍・チルドのピザを買ってきて
IHのグリルで焼いて食べています。

 

そして、ついに先日、家にあった薄力粉だけでピザを作ってみました。
できないことはないけど、イーストを入れてないため膨らまず、ギュッとつまった生地になってしまいました。

 

本日リベンジで、強力粉とドライイーストを購入。
今度こそふわふわのピザができますように…!

 

 

北岳・間ノ岳⑥ここは天国か・・・

こんにちは、たぬきです。

 

北岳間ノ岳縦走の2日目。
ガスで真っ白の中、北岳山荘を出発して間ノ岳を目指していたところ、
急にガスが晴れて元気100倍になった私。

 

稜線がはっきり見えるようになると、足の進みも全然違いますね。
昨日バテたのは、栄養不足じゃなくて天候不良によるメンタル不調のせいなのでは。。と思うほど、この日は軽快に歩けました。

 

ふと左を見ると、富士山がドドン。

 

あれが日本一の山で、今いるのが日本二と三の山。すごいな。
日本一の山は北岳間ノ岳よりも数百メートルも高いんだな。すごいな。

 

そして目の前には間ノ岳の山頂が見えてきました。
もうすぐそこ。
間ノ岳北岳と違ってなだらかな山容で、最後のひと頑張りもそれほど傾斜きつくなさそう。

 

一歩一歩着実に歩いていくと、ついに。。。ついに。。。

 

間ノ岳、登頂しました!!

 

山頂はとっても広かったです。
山頂の付近には雪が残っていましたが、良い感じに溶けて締まっていて歩きやすかったです。

いやー、やっと間ノ岳まで来られた。長かったです。
あまりに天気が良くて、もっと景色を楽しみたくなってしまいました。
北岳山荘まで戻って、景色を見ながらお弁当を食べよう。

 

 

天気よすぎる。。。
お弁当は、しゃけ弁でした。これまた私好みで、もう最高の気分。

景色を楽しみながら帰ります。
北岳もう一回のぼっちゃおー。

 

つづく。

 

北岳・間ノ岳⑤いざ、間ノ岳へ!

こんにちは、たぬきです。

 

北岳間ノ岳縦走の2日目、
この日は早朝に北岳山荘を出発して、間ノ岳を目指します。

 

前日の天気予報によればこの日は晴れる予定。
ですが、小屋から出たときはガスで真っ白。。。しかも風が強くて寒い。。。
夏山ですがダウンを着こんで出発しました。

 

北岳山荘から間ノ岳までは稜線歩きで、起伏はそれほど多くありません。
晴れていれば最高の稜線歩き。
早くガス取れないかな。。。と沈んだ心を抱えて歩いていると。。。

 

 

稜線が見えたー!!!

 

前日はずっと小雨で景色ゼロだったので、このときやっと周囲を見渡すことができました。
頑張って北岳登ってきて良かった。。。
今日もガス晴れなかったらどうしようかと思った。。。

 

急に元気が出てきました。
間ノ岳まではあとちょっと。急な登りもなさそうです。
これならいける!がんばれる!

 

私の心は天候に大きく左右されるようです。
いや、でも登山ってメンタルを保てるかどうかによって疲労度が全然変わってきますよね。みなさんそうですよね。そうであってほしいです。

 

やる気がみなぎってきた私は、間ノ岳を目指してズンズン進んでいくのでした。

 

つづく

 

北岳・間ノ岳④小屋に到着!熟睡。

こんにちは、たぬきです。

 

今年の夏に行った北岳間ノ岳縦走の記録その④です。

 

バテバテになりながらも、やっと北岳山荘に着きました!!!!!



長かった。。辛かった。。

 

バテバテではあったものの、天候が悪くいつ大雨が降ってもおかしくないという状況だったので、自分なりに急いで歩きました。
その成果あって、この日の宿泊者の中では一番乗りだったようです。

 

とにかく早く小屋に着かないと!というのと、時間帯的にも少しだけ早かったのとで、山頂手前の肩の小屋でも何も補給しなかったので、おなかペッコペコ。
北岳山荘に着いてすぐに、カレーライスを食べさせていただきました。
生き返った。。。

 

泊まる部屋に荷物を置いて、翌日の準備。
翌日は朝食をお弁当にしてもらって、間ノ岳に行きます。
天気は良い予報なので楽しみだなーなんて思いながら、夕食までウトウト。

北岳山荘の夕食で出てきたスープ。
ニンニクたっぷり効いて、ベーコンが入ったスープ。
とてつもなく美味しかったです。おかわりしちゃった。

 

夕食を食べたらすぐに歯を磨いて、寝る準備。
もう起きている体力ありませんでした(笑)

 

この日は天候は良くありませんでしたが、
さすが南アルプス&標高第2位の山だけあって予約はいっぱいだったようです。
気がつけばたくさんの登山者が入ってきていました。

 

我々、一番乗りだったんだぜ
と無駄に優越感に浸りながら、布団に潜り込んで5分もしないうちに寝てしまいました。

 

つづく。