こんにちは、たぬきです。
今年の春、はじめて金剛山に行きました。
そのときのお話です。
金剛山といえば、関西方面ではかなり人気のお山です。
山頂にカメラが設置されていて、定刻に撮影された写真がHPで確認できるのです。
毎日欠かさずに登って、記念写真を撮ることを日課にしている方もいらっしゃるのだとか。
そんなお山に登ってきました。
おじいちゃん、おばあちゃんも登っていると聞いていたので余裕かと思っていたのですが…甘かった…
千早城の入り口から登山開始です。
ここまでは、まあまあ順調でした(まだ序盤です)
この先、とても整備された登山道が山頂まで続きます。
ずーっと整備された道です。
これなら、お散歩がてら登りにくる人達も大勢いるでしょう…というくらいにきれいに整備されています。
それが私には過酷な道だったのです。。
辛すぎて、写真撮るの忘れました。
整備された道=等間隔に作られた木の階段
つまり、山頂までひたすら階段、階段、階段・・・
景色も変わらずにひたすら階段、階段、階段・・・
山頂まであと少しというところで、心は完全に折れました。
「まだつかないの?階段もうやだ・・・」
わずかに残っていた気力をふり絞り、山頂につきました。
目には涙が浮かびました。
これまでに登ってきた過酷な山々よりもはるかに精神が削られた山でした。
正直、途中で帰りたくなりました。
過去、幸い天候に恵まれたこともあり、登山で敗退したことはありませんでした。
が、今回の金剛山で初めて「敗退」が頭をよぎりました。
「人気の低山」と侮るなかれ、金剛山。